母子家庭って実は優遇されています

こんにちは。 暁のぞみです。

母子家庭は貧困というのが世間一般的に多く思われていることです。子どもの7人にひとりは貧困、と報道されています。

私は全く逆の意見です。私自身母子になって20年以上。持病もちです。正職員でバリバリ働くことを早い時期から諦め、非正規雇用で年収200万円以下でした。

不幸な境遇なら結構負けていないと思っていますよ。ですがこんな状況でもふたりの娘は薬剤師と看護師になりました。

たまたま「母子家庭は優遇されすぎている」という一般論をネットで見つけたので悪い意味ではなく、良い意味でこれに関して母子家庭のお母さんに知ってもらいたいです。

どれくらい優遇されているのか

まず母子家庭ではなくても、子どもがいる家庭が少しづつ行政からの恩恵が受けられるようになっています。所得制限に引っかかっていた方も対象になったりしているようです。

18歳までの子どもを扶養しているならもらえる手当は、児童手当。母子家庭なら児童扶養手当。手当には国から支給されるものと、都道府県からのもの、市町村からといろいろあります。詳しくは住んでいる役所で確認できます。

市区町村によっても違いがあるんです。ちなみに東京都はひとり親家庭に児童育成手当が出ます。児童扶養手当は2人目から少なくなりますが児童育成手当は子どもひとりに対して13500円出るんです。

手当の他に医療費も補助があります。母子家庭なら子どもだけではなく母親の医療費も補助があります。所得制限があるので全額補助か一部補助です。

我が家は年収200万以下の非課税世帯だったので医療費は全額補助を受けられました。これは本当に助かりました。私は持病があったので通院は必須。毎日薬を飲む生活を今でもしています。

今はもちろん3割負担分をちゃんと払っていますが、当時はもっと調子が悪くて通院の間隔も短かったですし、悪化して大きな治療を受けることもあったのでありがたかったです。

他にも東京都は都営線と都営バスが無料で乗れます。他にも通勤定期、通学定期の補助がありました。ただ家族全員ではなかったです。

自分で申請しないともらえない手当もあるので役所の担当者に聞きましょう。母子の場合専門の相談員がいる自治体も多いです。手当が漏れることなくもらえているか確認してもらいましょう。

そして母子の場合住宅は賃貸のがお得です。持ち家だともらえない手当があり、賃貸であれば家賃補助があります。これも自治体で確認してみてください。

他にも資格を取って働きたい方のために学校に通っている間、毎月10万円支給される制度もありました。有効な資格は今後のキャリアを考えても取るべきだと思います。

役所以外に社会福祉協議会でも相談できます。とにかく全部確認しまくりましょう。

養育費事情

もらっていない方多いですよね。 ニュースでも報道されています。お金問題でもめて離婚になるケースって非常に多い気がします。

浮気が原因の離婚だとしても浮気相手に入れ込みすぎて家族はおざなり、結果生活費もらえないというパターン多いですし。

離婚の原因にお金関係が多いのなら、養育費がもらえないのも納得です。そもそも養育費をきちんと払えるなら離婚していないかもしれないですしね。

お金でもめる問題の原因は様々あると思います。旦那さんが働いていないタイプならそもそもお金がないので養育費の請求は絶望的です。

働いて収入があるのにお金にだらしないタイプの方も同じです。 趣味など自分のために使う方も養育費払わない傾向にあります。結構このタイプ多い気がします。

養育費の金額ってそれぞれです。子ども2人で5万円くらいが平均だそうです。芸能人などが高額の養育費を払っていると報道されると錯覚してしまいますが実際はそんなにもらえていないのが現状ですね。少なくてももらえているならだいぶマシだと思います。

子どもを育てるのにかかる費用って育て方(考え方)にもよりますが結構かかります。しかも大きくなればなるほど費用がかかります。

我が家は節約しまくってお稽古も制限してきましたが、そうゆうことができるのは小学生までかなって思います。

子どもひとり育てるのにかかる費用が2000万円だって報道されていたのを覚えているでしょうか?単純に2000万円を20年で割った場合、月に換算すると8万円強です。

あと養育費を設定する場合、通常一番多いのが子どもが18歳になるまでだそうです。私はせめて22歳まで優遇あるとありがたいなーって思います。大学まで行かせたいから。

母子の手当てってほとんどが子どもが18歳になった年の3月までが支給対象なんです。母子家庭は大学 に行くことを想定されていないのか?って気がしますが。

大学卒業までは手当はなくなりますが扶養控除と寡婦控除が受けられます。これで税金が安くなったり、公営住宅の家賃が安なったりします。

せめて医療費が卒業まで助成受けられるとよかったなって思います。しかし母子手当も税金で賄われているので文句は言えません。

結論を言うと、養育費をもらっていなくても大丈夫ではあります。結局やり方次第なんです。

離婚したい!って思ったら早めに切り替えた方がいい

私は約20年前頃離婚し、その後再婚せず今日に至りますが、家族にとって何がいいのかを常に考えてきました。

そして導き出した答えは「家族が毎日幸せで過ごせること」これに尽きると思います。我慢して結婚生活を続けるという選択もあると思いますが結婚生活ってそもそも我慢するものではないですよね。

離婚に至るまでの理由はそれぞれだと思います。ですが修復の見込みがないなら続ける理由はないかもしれません。子どもがいたら子どもと楽しく暮らせる環境づくりは必須のように感じます。

私は親のギクシャクを子どもは感じていると痛感しました。我が家は離婚して収入がめっちゃ減りましたが、 節約生活と手当で乗り切ることができました。とゆうか乗り切れます。

母子家庭って優遇されてると思いますよ。私のように非正規雇用で持病もちでも普通に生活できまし たから。我が家がめちゃくちゃ節約したのは子どもの学費をねん出するためです。

大学まで行かせようと思ったらすぐ出せる現金を用意しておかないとならないからです。大学に行

かず、高校まで公立ならそれほどお金はかからず生活することはできます。ですが私は母子家庭と言えども子どもは大学に行って多くを学んでほしいと思います。

なので家庭修復が無理で、子どもにとってもいい環境でないのなら離婚を先延ばしにする必要はないかもしれないです。

新しい環境を早めに作ることができるのは母である自分だけですから。子どもは親が作った環境に身を置くしかありません。ならばいい環境を作ってあげましょう。

母子家庭優遇まとめ

母子家庭のイメージはいろいろあると思いますが実際は世間が思っているほど貧乏ではありません。とても優遇されていると思います。あとはその優遇されている環境をフル活用してうまくやりくりすればいいだけです。

お金の使い方などは本当に人それぞれです。いつもお金がない人は使い方を見直す必要とお金に対する考え方を変える必要があると思います。これは真剣に思います。私からしたら無駄遣いしてる人多すぎです。

私の他の記事でもお金に関すること書いてますので参考にしてください。

【簡単】誰でも絶対節約できるやり方

【究極節約】お金を全く使わない日をたくさん作って支出を減らす

究極に食費を節約したいなら、買い物へはほぼ行かない

世間のイメージに惑わされず自分の生活を守ってください。ひとりではなく子どもがいることは大変と思いがちですが子どもが励みとなります。子どもが癒しとなります。

せっかく優遇されているのですから最大限に活用しましょう。

暁のぞみでした。

ABOUTこの記事をかいた人

あかつき のぞみ
Akatsuki Nozomi
シングルマザー
薬剤師と看護師の娘ふたりのママ
当サイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。