こんにちは!暁のぞみです!
母子家庭は貧乏だと決めつけていませんか?今生活が大変だと感じているお母さん、離婚したばかりでどう生活していいのかわからないお母さん、今後のことを一緒に考えていきませんか。
生活は変えることができます。自分次第です。今の生活を見直して、ひとつひとつ出来ることから始めてみましょう。まずは改善するために動くことです。
何もしなければ変わりません。むしろ悪くなることも考えられます。今の生活を変えたい!余裕を持った生活をしたい!そう思った時が吉日です。そのまま受け身にならず何から始めるべきか考え、動いていきましょう。
まずは今の状況を把握する
お金が足りないと感じている人は、使い方を見直しましょう。収入は決まっていることがほとんどです。収入が少ないから仕事を増やすと考える方多いですが、ダメです。
特に母子家庭のお母さんは仕事を増やせば子どもとの時間が削られます。子どもと過ごす時間て貴重なんですよ。特に小さい頃は。
私は娘たちが小さいころから言っていることがあります。「貯金は簡単。使わなければいい。」
収入を増やすのではなく、支出を減らすのです。難しいことではありません。
毎月出ていくお金って決まっているんです。まずは固定費を見直しましょう。家賃、光熱費、通信費、生命保険など。
この中でも特に支出の割合が高いのが家賃です!一般的に収入に対して1/3が理想、とか言われていますが無視しましょう。なぜかって母子家庭だから。
母子家庭が住むなら断然公営住宅です
正直言って低所得の母子家庭は公営住宅に住まないと生活していけない、と言っても過言ではないです。
専業主婦から突然母子家庭になって、とりあえず仕事を探す状況になったとき、よほど強い資格を持っていない場合パート勤務にならざるを得ません。
ただでさえ母子家庭というだけで仕事を探すのは大変なんです。今どんな仕事だとしても、仕事があるということは安定した収入があるということです。
私は母子家庭になったばかりの頃、家賃7万5千円、共益費と駐車場を合わせて9万円かかっていました。一番生活が苦しかった時です。稼いだお金のほとんどを家賃で持っていかれてました。
この後公営住宅に入居するまで1年半かかりました。そして公営住宅の家賃は6100円です。これに共益費500円と駐車場7000円が加算されて全部で13600円です。生活が断然楽になりました。
私は東京在住なので入居した公営住宅は都営住宅です。低家賃の住宅は他に市営住宅、母子寮などがあります。
市営住宅はないところあります。あっても少なかったり。母子寮も一緒です。住んでいる役所で相談できます。都営や県営住宅も相談できます。住宅供給公社など。
年収や住む場所、家族構成によって家賃などに違いが出ます。我が家は子どもが2人で3人家族だったので3DKを申し込むことができ、エレベーター付きの65㎡に入居しました。十分な広さです。
子どもが1人だと2DKまでしか申し込めないようです。ただ、我が家が住んでいる住宅は2DKがないので、子どもが1人の方も同じ間取りに入居しています。
私の友人は3人家族の母子家庭で家賃2000円でした。ちょっと古い住宅ではありましたが住むには十分です。どこに住むかで若干の違いはあれど、安いことに変わりはありません。
ちなみに今ひとり暮らしになった私は、扶養家族がいないので家賃3万円です。それでも広さからしたら申し訳ないくらいです。更新料もありません。
家賃以外の支出を見直す
毎月何を支払っているのかきちんと把握しましょう。スマホ代は格安シムなどに変えるだけで支出を抑えられます。
生命保険も入っているなら見直しましょう。保険は考え方にもよりますが私はいらないと思います。母子家庭は医療証をもらえるところがほとんどで、病院に行っても自費診療以外は無料です。
よく考え、場合によっては解約もありです。高い保険料を払って備えることより今の生活の安定のが大事だと思うからです。解約がもったいない保険に関しては休止のように止めることもできると思うので加入している保険会社に確認してみてください。
あと子どものお稽古。これも考え方なのですが私は生活を優先させるならお稽古は後回しだと思うんです。ただ、今現在子どもが夢中になっているのであればやめさせるのはかわいそうではあります。
どんなことをしているかにもよりますが、お金のかかるお稽古多いですよね。
我が家は空手をしてました。月謝1000円くらい。空手着はお古をもらったのでほとんどお金はかからず。でも長女がバレーボールが好きで小学校の頃近所のクラブチームに入りたいとねだられましたが、高かったので中学の部活まで我慢させました。
節約できるのは光熱費と食費だけ
固定費を除いて節約できるものと言ったらこれだけしかないんです。でもやり方によってかなり節約することは可能ですよ。
電気は自由化に伴い電力会社を選ぶことができます。自分の生活に合った電力会社を選びましょう。我が家はガス会社と一緒にしました。だいぶ安くなったように感じます。
他にすべての電気をLEDに変えました。そして最も電気代がかかる冷蔵庫とエアコンは、買い替える時多少高くても省エネタイプにしました。電気屋さんの友人がいるのでアドバイス受けました。今ならネットで検索できますよ。
暖房も以前は石油ファンヒーターを使っていましたが、灯油代の高騰で一番安い暖房器具ではなくなりました。今はエアコンを使っています。ガスファンヒーターは一番高いそうです。
水道代もお風呂のお湯を使いまわしするなど工夫します。お風呂の残り湯は洗濯の他に植物の水やりや掃除に使え、それでも余ったらトイレの使います。トイレを流すのに残り湯活用するんです。
バケツにトイレ1回分の3リットルくらいを入れておきます。トイレするたびにバケツで流すんです。この方法は母に教わりました。トイレならあっという間に残り湯使っちゃいます。
あと洗濯洗剤に関してはこちらの記事参考にしてください。
食費は節約の要です。やり方次第なんです。いくらでも節約できるのですが、手間とアイディアが必要です。私は元々料理が好きなので食費の節約は全然苦ではなく、むしろ楽しんでいました。
楽しむってことは全ての基本なのですが、母子家庭でいることも節約することも楽しんでやることです。苦労してると思わずに、がんばっている自分を楽しみましょう。だって自由なんですから。
やれることを順番にやっていく
今の状況を把握出来たら、何から始めていくか見えてくるはずです。民間住宅に住んでいる人は公営住宅への申し込みを真剣に考えて下さい。家賃が一番大きいので。
公営住宅なら今住んでいる地域に必ずあります。調べてみてください。近所なら生活をさほど変えずにすみます。
すぐ入居できそうな地域へ思い切って引っ越すのもありです。生活を心機一転させることも時には必要です。今後長く生活できることを想定しましょう。
支出の見直しをしたならば、無駄なことはこの際全部省きましょう。生きていくことが大事なんです。それに関係ないことは省いたっていいんです。母子家庭を続けていくためにまずは生活の安定が大事です。これができていればいつでも軌道修正できます。
働く、住む、食う、育てるが母子家庭のお母さんの基本だと思います。この基本を最低限出来るところから始めましょう。
今の収入で安定できる生活を作るんです。安定してから他のことを始めればいいんです。できることからコツコツ始めていき、お金を余らせ、貯金できる環境を作ります。
生活をコントロールできるようにするんです。できます!
貧乏からの脱出まとめ
いかがでしたか?
できるかどうかはあなた次第ですが、考え方や生活の見直しをちょっとやってみるだけで結果が全然違ってきます。早く気付けばいいんです。
私は迷うことがあったとき何が自分にとって大事か、何を守りたいのか考えます。そーすると答えはいつも一緒なんです。子どもたちが一番大事で一番守りたいんですよ。
この答え出ちゃうとやることも迷いがないんです。悩んでいたことも解決できたりします。
自分より大事な存在ができると力が湧くんです。これ母子家庭のお母さんには共通して言えることだと思いますよ。
暁のぞみは年収200万以下の時もありました。家賃9万も払っていた時がありました。数々の持病の通院で苦しんだ時もありました。
でもね、20年の母子家庭生活をがんばって楽しんで、ふたりの娘たちを薬剤師と看護師として立派に自立させることができたんです。
誰からも援助受けてないですよ。収入も低所得ですが手当や制度をうまく利用しただけです。
私は母子家庭というだけであきらめてほしくないと思っています。むしろ普通の家庭のがやりくり大変なんじゃないかな?って思うこともあります。
だって母子家庭って本当にいろいろ優遇されているんですから。
今私は老後の生活を子どもたちに頼らず生きていけるよう設計しています。これもまた楽しい。
大丈夫です。がんばっていきましょう。
暁のぞみでした。