こんにちは!暁のぞみです!
我が家は母子家庭歴20年。離婚当初次女は2歳になる直前でした。そこから離婚時のストレスで患った病気を抱えながら非正規雇用のパート勤務で無事娘たちを薬剤師、看護師として自立させましたー!
子どもを自立させることが如何に重要か言いたいです。
仕事を辞めて実家に戻って来られても、これからの私に子どもの面倒まで見きれないからです。子育ては完全終わらせる必要があります。
女の子だって一生働く時代です
結婚しても共働きが当たり前になってきています。結婚を機に家庭に入り仕事をやめる人はほとんどいなくなりました。
そして結婚相手によっては転勤に付き合うことも考えられます。今は奥さんの転勤先へ旦那さんがついていくことも珍しくないですが。
あと女性には妊娠出産があります。男女平等で男性が育児休暇を取ることもありますが、女性の方がリスク高いです。
なので我が家の子どもたちは、辞めてもすぐに働ける資格を持つよう言い聞かせてきました。これ、とても重要なことだと思います。
男の子でも同じかもしれませんが、状況によって仕事を続けられなくなることもあるかもしれません。
私自身が母子家庭をしてきて痛いほど感じていることです。資格のない事務職なんて評価されないんです。どんなにがんばってもそれが次の仕事に生かせないからです。
それどころか小さい子がいて母子家庭で年齢が高くなれば雇ってもらえません。私からしたら子どもがいても休まず、経験がある分いろいろなことに配慮もでき、パソコンだって得意です。
でも若いフリーターと一緒に面接を戦ったら、確実に負けます。
「うちの子、勉強きらいなの」と言っている場合ではありません
この言葉、職場の女性陣からよく聞きました。なんだか自慢ともとれるような言いっぷりでした。うちは子どものやりたいようにさせている、ということみたいなのですが。
親がお金を持っているかいないかに関係なく、子どもが勉強しないことを放っておいたり、世の中が甘くないということを教えてこないとどうなるか。
かわいそうなのは子どもだと思うんです。親が家庭で教えてこなかったから。
確かに若いうちは親の言葉はなかなか子どもに響かないと思います。意味がわかるのって社会に出てからかな。それに本当に勉強苦手な子もいます。
でもね、親の影響力ってあるんです。親を見て育つんです。親と同じ職業に就く子どもっていますよね。影響を受けたからこそです。
私は職業で子どもたちの手本になれなかったので、生活の姿勢や考え方を教えてきました。例えば無駄なお金を一切使わないこととか。そのおかげか長女は薬剤師なのに信じられないくらいケチです。
そして私の職場の女性陣達のお子さんがどうなったかというと、就職後1年もしないうちに仕事を辞めて実家に帰ってきてましたね。あと転職しまくったり、親などから借金したり。それなのに「うちの子仕事がキツイって帰ってきちゃった」なんて笑ってました。私からしたら信じられない!
もちろん全員がそうなるわけではないです。ただ高学歴でもいい仕事に就けないこの時代では稼ぐの大変です。反対に仲のよかった医師たちの子どもは、勉強嫌いとか言ってましたが私立学校に入学している子も多く、環境の良さを感じます。
実際親の年収と学歴って比例すると言われています。
子どもの教育は親次第でどうにでもなる
私は持病が大きな妨げで、有力な資格もなく、最低賃金でしか働けないことが恐れでしかなかったです。持病のせいで働けなくなるんじゃないか、勤め先からリストラされるんじゃないか、いつも最悪の事態を想定しながら過ごしてきました。
ずっとストレスにさらされてきた感じです。私の持病は甲状腺、尋常性白斑、中心性網膜症があります。知り合いの医師からは、隠れている他の病気もあるかもと言われました。
だからこそ子どもを自立させることに必死でした。
教育費のために節約するなんて全く苦ではなかったです。子どもが勉強できる環境を作るのが親の務めだと思っていたし、そのことに喜びすら感じていました。
一緒に夢を追っている感じで楽しかったですよ。私自身高卒で大学に行っていなかったから、大学生活を聞くがうれしかった。自分ができなかったことを子どもたちがやっていることが誇りでした。
もちろん楽しいことばかりではないです。子どもと意見がぶつかったり、一方的に責められたこともあります。なぜかって娘たちも勉強が苦しかったり、テストへのストレスがあったから。
医療系って常に留年のリスクがあるんです。文系とはだいぶ違うので、ストレスがあったことを私自身も理解しています。もし留年してしまったら、やめたいと言われたら(実際言われました)、どう対処すべきか日々考えていました。
低所得の親もお金の工面など大変でしたけど、子どもも同じように苦しんでいました。
我が家の娘たちは私の持病との戦いを小さなころから見ていて、節約生活をしていることも知っているからこそプレッシャーもあったんです。本当によくがんばってくれたと思いますよ。
子どもに自立を促した結果
子育てにマニュアルはないので、教育の結果って何年も経たないとわかりません。それに成功したのかどうかも明確ではないです。ただ私は満足しています。
姉妹がそれぞれ薬剤師と看護師になったから。
でも国家試験に落ちたとします。現にうちの娘たちは現役で受けた国家試験に落ちた場合、2回目は受けないと言いました。
理由は、1番合格率の高い現役受験で落ちるならその後は薬剤師や看護師にはならず、違う職業に就くと言うんです。
鼻血が出るほど猛勉強したのに受からなかったら2回目以降はもっと無理。翌年また同じ試験を受けるためにはさらに勉強しないとならない。バイトしながらでは無理。予備校のようなところに行くにはお金がかかりすぎる。しかも合格の保証はない。1年を無駄にする確率が高いからだと。
こう言われました。ではどうするつもりなのか聞いたら国家試験に落ちても卒業はできる。理系大学を卒業した場合と同じ扱いなので1年間バイトをしながら就職活動をする、そう言ってました。
しかも姉妹そろって申し合わせたみたいに同じ回答。でも実際そうなったら、なぜ看護学部出てるのに看護師にならなかったの?って一生聞かれるからそれはそれで嫌だけどって笑ってました。
この意見を娘たちから聞いて、私は自立出来ている思いました。落ちた場合のこともちゃんと考えているし、親を頼ろうとしないことが自立なんです。
どんな状況下でも自分で考えられることが大事だと思います。娘たちは割といろいろなことを私に相談してきますが、肝心なことは自分で判断できるんです。だって国家試験落ちたらもう1回がんばれって私は言いますね。
自立教育まとめ
いかがでしたか?参考になりましたか?基本的に自立を促すことは大事ですが、母子家庭は覚悟をもって取り組んでほしいです。
教育には本当にお金がかかります。でもなりたい人生を応援したい。
今子どもの学費の無償化をニュースでやっていますが、無償化だからたいしてお金かからないと思わないでください。いつ政策が変わるか常に備えることも大事です。
終わった後、無償化で助かったー。お金余ったー。にしてください。
それに学費以外にもお金はかかりますよ。何を目指すかによりますけど塾代や参考書代だって安くはないですから。
どんな事態が起こっても対処できるよう常に準備です。本当に何が起きるかわからない!
余談ですが私は子育て中、無駄なお金が全く使えなかったおかげでだいぶ余りました。今は悠々な生活を送っていますし節約がしみ込んでいるので遊んでも毎月黒字です。
今後の老後資金のために余った分を投資しています。というか投資の勉強しました。こんな日が来るんです。娘たちもそれぞれ自立しているから一緒に出掛けてもおごってくれたりします。
お金があるということは、気持ちに余裕も生まれるんです。初めて実感しました。
いろんな視点で記事書いてます。他の記事も是非読んでください。またリクエストあったらお問い合わせからどうぞ!
暁のぞみでした。