【母子家庭】 子どもが自立したあとの生活について

こんにちは!暁のぞみです!

今回は母子家庭でがんばって走り続けてきたお母さんが、子どもの自立後に何が待っているかをご紹 介。

今私は子どもたちが自立して2年になります。職場に同じような立場の方もたくさんいます。子育て中に は想像していなかった自立後の生活をリアルにお伝えします。

また、充実した自立後の生活を確保するための準備ポイントもご紹介。

50歳代からのひとり暮らし

想像してみてください。朝は好きな時間に起きることができます。休みの日には思いっきり寝坊できます。夜更かしだってし放題。

朝仕事に行って、帰ってきても家はキレイなまま。汚す人がいないから家をきれいに保つことが可能なんです。見たかったドラマや映画も見放題ゲームもやり放題なんです。

自分のためだけの生活がこんなに楽しいと思っていませんでした。 あんなに毎日忙しかったのに拍子抜 けするくらいです。

ひとりだとすべてが簡単です。洗濯物も少ないのでちょっとずつ洗ったり、まとめて洗ったり好きにし ています。

食事も好きにできます。1人前なので買ってきて済ませれば後片付けもなく終わってしまいます。夜の時間がとても充実します。といっても私は料理好きなので手作りしていますが。

お風呂も好きな時間に入ることができて、湯船にお湯をためても数日入浴できます。ひとりだとお湯が汚れないんです。

光熱費も安くなりました。ちょうど電気代が上がる、と報道されていた時期でしたが娘たちの自立と重 なったため値上げした感がなかったです。

友人や娘たちともおしゃれなカフェに出かけることも増えました。節約中は外食を控えていましたが、今は行き放題趣味にお金を使える喜びを実感しています。

娘と出かけても食事代は基本ワリカン。またはごちそうしてもらっています。薬剤師と看護師である娘たちは私より断然高給取り。ここも高い学費払って自立させたかいがあるということです。

就職後のことを予め決めておく

我が家は薬剤師と看護師志望。卒業直前の国家試験に受からなければ専門職として働くことができませ ん。なので落ちた場合も想定して娘たちと話し合っていました。

国家試験に受かり就職となった場合は自宅を出てひとり暮らし。落ちた場合長女は自宅に残り、私の扶養のまま予備校へ通い次の国家試験に備える。次女は看護師を諦めバイトしながら就職活動。

本人の意思を尊重してこのようなことを話しました。しかしふたりとも試験に向けて全力体制だったので、落ちたら次も無理だと思っていたそうです。

我が家は基本自立です。就職後はひとり暮らし。実家に頼るという考え方自体ないです。そもそも私自身が離婚後実家に帰る選択は全くなかったこともあり、生活の中で自然と身についていたと思われます。

なので我が家では自立は当然のことだったので、娘たちは学生の頃から失敗は絶対許されないと思っていたそうです。

母である私が持病で大変な中仕事をしていたのをずっと見てきたことが大きく影響していたと思います。 後で言われましたが試験の時などものすごいプレッシャーだったそうです。

勝手に強くなってくれた感じがします。私もひとりで子どもを育てるために仕事を優先にし、熱のある子どもを家にひとりでおいてくることを散々やりました。

こんなことはお勧めしませんが、職場の環境や任されている仕事によって休めないことは多々あると思います。頼れる人がそばにいない場合は自分でなんとかするしかないのです。

こういった環境も影響していたと思いますが、子どもに自立心を持たせることは大事です。就職したら自分で責任を取る、普段から意識して教えていく必要があると思います。

自立後は自分の生活に合わせた部屋づくり

1年目はなんとなくバタバタしていました。長女は就職前から引っ越しをして、次女は仕事が落ち着いた数か月後くらいに引っ越しました。次女は引っ越すまで毎月3万円家に入れていました。

子どもたちの引っ越しの手伝いなどで落ち着かなかったです。

自立後実家に自分の荷物をどれくらい置いていくか。我が家は衣装ケース1個分までと決めています。実家を物置にされては大変ですから。

ですが自立後も帰省するので、その時の着替えなどを置いて行くことは許容範囲内。それでも長女は2LDK、次女は1LDKを借りているので収納もあり、自分の荷物をほぼ全部持っていくことができました。

なので2年目に投入してからは私自身に時間ができました。この空いた時間で自宅の片付け、主に子ども部屋を整理です。

我が家は姉妹だったこともあり部屋は同室。2段ベッドを使っていました。2段ベッドは分割できるので次女が1段持っていき、1段は置いて行きました。他に本棚など置いて行ったものがあり、すべて処分対象です。

これらを解体し粗大ごみに出したり、欲しい方に差し上げたり、仕事が休みの時に少しづつ片付けました。

2年目は部屋をひとり暮らしに用にプチリフォームした感じです。いらない物を処分し必要最低限の物だけ置くように整理しました。

私は掃除が嫌いです。なので掃除が楽になるよう部屋に物を置かない主義です。子どもたちが自立して部屋を汚す人がいなくなりストレスが減りました。

家事の中でも最も嫌いだった掃除機かけも数年前からダイソンのハンディタイプに変えて、不用品を根 こそぎ処分したら掃除がとっても楽になりました。

コードレスのハンディ掃除機は本当に便利です。しかもダイソンだからかな?吸引力も申し分ないです。キッチンの隅っこで来客があっても目につかない絶好の場所に設置したので、使いたいときすぐ使えます。

ダイソン製品も高いものは10万くらいしますが、我が家で使っているものは2万後半くらいで買いました。ダイソン製品の中では安い方ですが、それでも高いです。しかし買う価値はありました。

これから年を取ることを考えて断捨離する

住みやすい部屋づくりも大事ですが、子どもが自立したら身の回りは自己責任。押し入れなどひっくり返していらないものは処分しましょう。

まだまだ若いと思っていてもこれからは年を取る一方です。自身の両親が介護生活の方は、老後どうなるか目の当たりにされていると思いますが、そうでない方は老後が想像しにくいです。

老後に備えることは自分だけでなく、家族にとっても大事なことです。せめて自宅の持ち物整理は自分でしましょう。

子どもたちが巣立った家はひとりで住むには十分な広さです。広いからと放置したり、面倒だからといらないものまでため込むのはやめましょう。

もし介護されることになったり、大病を患って亡くなることになったら、その家は残された家族が整理することになるんです。

もちろんまだまだ先の話ではありますが、元気なうちに片付けを済ませておきましょう。

それから自身の親が今は元気でもこれから介護生活や認知症になってしまうなど十分考えられます。自 宅で引き取ることもあるかもしれません。

高齢者を引き取るにあたって介護ベッドを入れる可能性があります。介護保険を使って手軽にベッドを入れることができるのに、場所が確保できないとなると大変です。

高齢者は転んで骨折したり、いきなり介護生活になることもあるんです。慌てて片付けることになるより備えておけば安心です。

いつどうなるかわからないからこそ、できるうちにやっておきましょう。

大きな家具を処分するのって結構大変なんです。また、使えるものはリサイクルに出したり、メルカリを利用するなど時間があればゆっくりできます。

自立後の生活まとめ

1年目はとにかく娘たちのフォローや片付けで終わってしまった感じです。片付けは今後も少しずつやっ ていきます。

楽しさを実感したのは2年目からです。まず、お金に余裕ができました。これが大きいです。私の場合子どもたちの自立の他に車も手放しました。生活全体が自分の物になったことを実感しました。

お金に余裕ができたことで出かけることが増えました。職場の同僚や学生の頃の友人たちと。実家にも頻繁に帰りますし、母とはカフェで待ち合わせてランチすることが増えました。

誰かに縛られない振り回されない日常がこんな感じだと想像していませんでした。女性は特に結婚してからずっと誰かを支える人生になってしまいがちです。

これも娘たちが無事自立できたからこそです。今後は自分の人生を楽しんでいくべきです。趣味を見つけたりやりたいことをやる。

子育てに奮闘しているママたちに言いたいです。今大変でもいずれ自分の時間が持てるようになると。実際職場ママたちにそう言ってます。私も子育て中に先輩ママに励まされましたし。

ただ、子どもが自立しきれなかったり、就職できずフリーターで不安定な生活を送っていると面倒見続ける可能性があります。

「うちの子勉強嫌いなの~」 と笑って話していた同僚ママは自立しきれない娘の面倒をずっと見ています。仕事が長続きしないので金銭面でも。

子どもに頼りにされることはうれしいです。親としてずっと支えていきたいし、アドバイスもしてあげたいです。それと生活の面倒を見るのとでは全然違います。

そこはきちんと線引きする必要があると思います。これから老いていくことを考えたらこっちが面倒見てほしいくらいです。

大人として成長してくれたら、多少の甘えがあっても対等にいい距離感で付き合えると思うんです。子どもファーストから自分ファーストへうまく切り替えていきたいですね。

暁のぞみでした。

ABOUTこの記事をかいた人

あかつき のぞみ
Akatsuki Nozomi
シングルマザー
薬剤師と看護師の娘ふたりのママ
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