【母子家庭】老後資金を貯金ではなく投資する

こんにちは。暁のぞみです。

今回は老後資金の話。母子家庭で子育てしてきて、子どもを自立させたからと言って安心してはいられません。今度は自分の老後をどうするかです。

子どもに面倒見てもらうつもりの方もいるかもしれません。それはそれでいいけれど、お金がかかることは間違いありません。

資金面で老後のことを考えてみます。

老後予想される生活

老後はどんな生活が待っているか想像してみましょう。まだ仕事はできます。いくつくらいまで働くかにもよりますが引退後は年金暮らしとなります。

年金に関しては毎年お知らせが来ているのでいくらもらえるかは知っていると思います。年金だけで暮らすのは無理だと思いませんか?

生活費は今と同じくらいかかります。家賃も継続的にかかります。持ち家でも固定資産税の支払いがあります。健康保険と介護保険の支払いもあり、税金もかかります。

他にも食費、光熱費、携帯代など節約したって支払わなければならないお金は変わりません。仕事を辞めたらこれらをすべて年金だけで賄います。

それだけではありません。年を取る一方なので老いていくんです。当然健康を保つのも難しくなってきます。病院にかかることも増えていく可能性があります。

負担割合は下がるかもしれませんがタダではないんです。骨折したり認知症になったりすれば介護保険を使うことにもなります。

介護保険も一部負担あります。介護の度合いが増えれば支払う分も増えます。

年を取るとかかるであろう病気もあります。例えば白内障、関節炎、骨粗しょう症など。加齢で引きおこる病気。気を付けていても防げないものもあります。

定年後は気楽な隠居生活が待っているかと思ったら全然違うんです。今後は超高齢化社会を迎えることはわかっていますから、もっと過酷かもしれません。

年金だって予定より少なくなる可能性があるのに、介護保険などの支払いは増えることは確実です。

仮に子どもに面倒を見てもらおうと考えていても、子どもたちの生活だって楽ではないはず。親より自分の家族を守るのに手いっぱいだと思います。逆にお金をせびられることだってあるかも。

ということで備えていくことが重要となってきます。悲観せず前向きにできることから始めていきましょう。できることなら老後は楽しく過ごしたいですから。

貯金について

私はこのブログで貯金すべし!と書いてきました。子どもの教育にはお金がかかるから。節約して貯金するは合言葉のようなものです。

ただ貯金には用途によって考え方があると思います。子どもの教育費は使う時期が決まっています。大学入学時など。なので期間の決まっている貯金です。

老後の備えとしての貯金は期間が決まっていないです。年金の受け取りも何歳から受け取るか決まっていないですよね。その時の状況によると思います。

老後のための貯金は使う時期は決まっていませんが、年金だけでは生活できないであろうための蓄えです。なので長期間が前提。

ですがいつ何が起こるかはわからないので、いつでも引き出すことが可能な貯金と、老後長生きすることを見越した貯金をするといいと思います。

以前より少し金利が上がったとはいえ、定期預金も普通預金もさほど差がないです。普段使っている銀行と違う銀行の普通預金をいつでも使える貯蓄として利用してもいいです。

貯金ではなく投資という考え方

2024年から始まった新ニーサは投資です。利用する場合はどんなものか知っておきましょう。難しそうと思っていたり、面倒と思っている方多いと思います。

基本はほったらかしなので、面倒なのは最初の設定だけです。なぜ投資なのか、なぜ新ニーサが話題となっているのか簡単にお話します。

貯金は増えないことは承知のとおりですよね。確かに減ることはないですがやっと貯めた100万円を貯金して、30年経っても100万円のままです。

過去30年日本はデフレでした。経済が成長しなかったため100万円の価値はそのまま。ですが今後30年はインフレが起こるといわれています。今まで長期間デフレだったこともあるからです。

インフレが起こるとどうなるか?物価が上がり給料も上がるんです。そうなるとお金の価値は下がります。

もっと簡単に言うなら現在給料が30万円だったとして貯金100万円あったら、それは給料の約3倍の価値があります。ですがインフレが起こり30年後に給料が100万円になったとしたら今やっと貯めた貯金100万円は価値が1/3に下がったことになります。

同じ100万円でも価値が変わってしまうんです。給料の3倍の価値と、給料と同等の価値の違いが出てしまうんです。

ただ今後の経済は推測なのでどうなるかはわかりません。ですが30年デフレだった日本は世界経済からかなり遅れてしまいました。

ゆっくりでもインフレになることは予想できます。そうなるとただ貯金ではなくお金がお金を生む投資が有効ということです。

新ニーサを活用したリスクの少ない投資

投資はたくさんの種類があるので素人にはよくわかりません。貯金と大きく違うのは預けた100万円が減ることもあるんです。ここは理解しておく必要があります。

そこで今回は新ニーサを使い投資をする、というお話です。

株ってよくわからないけどお金が増えたり、減ったりするものですよね。運よく増えればいいですがもし買った会社が倒産したら、すべてを失います。これは本当。

私も堅実母から「株だけは買うな」と言われていたのでずっと避けていました。ですがそれは個別で買った話。分散して買えるなんて知らなかった頃の話です。

たくさんの企業の株をまとめて買うことができます。今話題のオールカントリーは世界中の約3000社の株をまとめて買ったもの。他にもアメリカの株だけとかIT企業だけとか買えるんです。

そしてこれらを新ニーサを使い長期運用させます。株価は常に変動して上がったり下がったりを繰り返します。ですが実際売るときにどのくらいの価値になっているかが重要なのです。

少なくても10年~20年以上は運用するつもりで始めてください。そしてリスクの少ない分散投資の銘柄をお勧めします。心配だったら少ない額でほったらかしておくのもいいと思います。

あと考え方として、今150円で売っているペットボトルが20年後に100円で売っているとは考えにくいです。どちらかというと200円になっている可能性のが高いですよね。これが成長。

過去にリーマンショックやコロナショックがありました。でも経済は回復して成長するんです。回復するまでの期間は株価は元金を割ることもあります。この時焦らないことです。

リーマンショックは回復まで5年かかりました。株価暴落は絶好の買い!です。ここが積み立てと長期運用の利点。

新ニーサの活用は積み立てを続け、20年後の老後に少しづつ取り崩し生活資金に充てます。いくら積み立てどの銘柄を買ったかで結果に違いはでますが、貯金したままでいるより増えていることを見越しています。

始め方はたくさんのブログやYouTubeで紹介されています。私はYouTubeがお勧めです。わかりやすく解説している方がたくさんいます。

これを機に投資も検討してみてはいかがでしょうか。

老後資金まとめ

新ニーサは長期運用させてこそです。50歳代から始めるのがギリギリくらいと思います。暴落した場合回復まで何年もかかることが想定されるからです。

私も職場の方に勧められてから勉強し、旧ニーサから始めてみました。貯金ではありえない成長を目の当たりにして興味が強まり、今は数種類の銘柄を自分で選んでいます。

たくさんの投資家の意見も聞きました。ですが未来は誰にも分らないということ。投資家も様々な分析をしていますが当たったり外れたりするんです。

株価が上がったときに喜びすぎず、下がったときに冷静でいることを心掛けるだけです。ニーサを始めてから経済が気になるようになりましたが、基本はほったらかしです。

今の時代選択肢がたくさんあるので何が一番いいのかは誰にもわからないと思うんです。貯金や新ニーサの他にも金で保有するとか、仮想通貨、不動産投資などあります。

年金で暮らすことが難しいなら自分はどう対策するかを考えておく必要があります。できることなら不安のない楽しい老後にしたいからです。

暁のぞみでした。

ABOUTこの記事をかいた人

あかつき のぞみ
Akatsuki Nozomi
シングルマザー
薬剤師と看護師の娘ふたりのママ
当サイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。