こんにちは!暁のぞみです!
母子家庭の教育費事情、気になりますよね。日々節約に励んでいても、実際どれくらい必要なんだろう?
まずは高校入学までに用意しておきたい金額と理由です。
それから貯金目標額は、常に多めに見積ること。
余る分には全然困らないけど、足りないときは大変です。
高校入試の現状
中学までは知っての通り、義務教育なんです。そんなこと当たり前ですが。
中学を卒業したら、その先進学するか、働くか選択し、ほとんどの子どもは進学します。
そして母子家庭の多くは、公立高校を希望すると思います。
我が家は長女が私立高校、次女が都立高校へ進学しています。
わかっていると思いますが、3年間にかかった費用は、断然私立高校のが高いです。そして長女は私立高校への進学を希望していたわけではなく、都立落ちちゃった組です。
ここ数年続いている不景気のせいで、母子家庭に限らず公立高校が人気です。
当然ですが倍率が上がります。
長女は塾には行ってませんでしたが、模擬テストの結果と中学で行うテストの結果で、両方とも合格率80%以上と出てました。
でも落ちちゃったんです。
私なりに落ちた理由を考えてみました。
①当日、いつもの実力が出せなかった。
②受験した都立高校の人気が高かった。
が考えられる理由です。
受験当日のテストの結果は、後日確認できます。5教科全体で、いつもの平均より30点くらい低かったことを覚えています。
事前予想では、30点低くても合格圏内でしたが、人気高校のため、当日のレベルが上がってしまったと思われます。
職場でも同じような話を聞き、都立高校に落ちた子は結構いました。
決して高望みしたわけではないんです。
かなり高確率で合格圏内にいても、落ちる可能性もあるんです。そのため、ほとんどの子どもがすべり止めに私立高校を受験します。
なかには都立のみしか受験しない子もいますが、万が一都立に落ちた場合、進学したかったら二次募集になってしまうんです。
二次募集は定員割れした学校が募集を出すので、レベルも場所も発表されるまでわかりません。
都立だけでなく、私立の二次募集もありますが、定員は少ないです。
そしてこの二次募集も落ちてしまうと、定員割れしてる工業高校や定時制高校、通信制高校しか選択できなくなります。
怖いことに二次募集の合格発表前に、卒業式を迎えてしまう可能性があります。落ち続けると、4月の入学ギリギリまで進学先が決まらないという事態もあるんです。
高校入学にかかる費用
受験費用が都立高校の場合2,200円(東京都教育委員会ホームページで確認できます)、私立高校では2万~2万5千円くらいかかります。
結構な差がありますが、受けてもそれぞれ1校ずつなので、そんなに大きな出費ではないです。
通常は先に私立高校の受験が始まり、2~3日後には合格発表となります。その後2週間くらいしたら公立高校の受験です。
私立高校をすべり止めで受けている場合、公立の合格発表翌日まで入学手続きを待ってくれます。
なので公立高校の合否によって、どこの学校に手続きに行くか決まるんです。
そしてほとんどの親は公立高校の合格発表に付き添います。受かればそのまま入学手続きとなるからです。
必要書類をもらったり、制服の採寸をしたり、教科書を注文したりします。他には、体操着、ジャージ、上履きの購入ですかね。
ちなみに都立高校は入学金5,650円、年間授業料118,800円です。東京都教育委員会のホームページで確認できます。公立は若干の差があってもほぼ一緒のようです。
そして高校無償化や就学援助などがあるので、もっと安いと思われます。ただ母子家庭といえども完全無料ではないです。
料金は振り込みだったり、その場で払ったりといろいろです。学校によります。
ですが現金10万円くらい用意しておけば足ります。
振り込みは用紙をもらうので、帰りに銀行で振り込めばノルマ達成ですね。
問題は都立に落ちて、私立の場合です。
大抵の私立学校は、入学金や設備費等を先に払います。合格通知の中に振り込み用紙が同封されているので確認できます。
これで振り込み、控えを学校へ持っていくと入学手続きができる、という仕組みです。
長女が入学した私立学校の学費は、都内でもおよそ平均でした。なので記憶を頼りにお伝えしたいと思います。
入学金、設備費、その他諸々の合計が45万円くらいでした。こんな現金は持っていないので、自分が利用している銀行から振り込みました。
都立が落ちた瞬間に支払い義務が発生する金額です。ダブルのショックを受けたことを覚えています。ですが長女が一番ショックだと知っていたので、すぐ切り替えました。
そして学校へ向かい、制服と鞄11万円くらい、体操着一式が4万円くらい、教科書5万円くらい。手続きした日に支払った額、およそ65万円。
他にも定期代半年分5万円。授業料は月ごとで「高等学校等就学支援金」を差し引いて1万円くらいだったと思います。
また、部活に入ると更に出費はかさみます。
長女は中学から続けているバレー部に入ったので部費やユニフォーム代、おそろいのバッグ、Tシャツ。
一番驚いたのはスポーツメーカーのロングダウンジャケット。確か2万円くらいしたんです。
中学の部活とは比べ物にならない出費に、毎日目が回っていたような気がします。
ただし、高校と大学の学費のために節約していたので必要経費。運動部ならこんなもんでしょう。
高校入学に100万円確保、まとめ
私立高校へ行く可能性はみんなあるんです。
全ての子どもが第一志望校へ入学できるとは限らないから。
お金のことばかりに目を向けると、マイナス面が目立ってしまいますが、そんなこともないんです。
高いだけあって私立高校はいいところがたくさんありました。次女が都立に行っていたので、その違いを間近で確認できました。
私は長女が私立高校へ入学してから、自分は無知で浅はかだったと反省しました。大学にお金がかかることばかり考えていたので、高校まではできるだけお金をかけないつもりでいたからです。
長女は中学生のころから薬学部を目指していました。簡単には入学できない難しい学部です。
今思えば、私立高校の手厚い教育があったおかげなんです。
お金で計っていた自分が恥ずかしい。とおもいます。
高校入学準備に100万円用意したほうがいいことは伝わったでしょうか?もちろんこれだけで高校生活全部はまかなえませんが、入学時に困ることはないでしょう。
都立に行けば余った分は大学費用にまわせます。
まだまだ節約生活は続きます。