【高校受験】都立高校の受験、シングルマザーの体験記

こんにちは!暁のぞみです!

今どきの高校受験、学校や子ども任せじゃないんです。親も積極的参加します。

高校受験に向けて、中学3年生になったらいつ頃何を準備するのか、経験をもとに紹介します。

わが子が受験初めてで、右も左もわからないママさん、塾に行ってなくて不安、というママさん向けです。

この記事を書いている暁のぞみは、シングルマザーで塾に通わせる余裕もなく、ふたりの娘たちを受験させてみて、こんな困ったことあった!もっと早く知りたかった!という経験から紹介しています。

都立高校の受験のしくみ

都立高校は、内申と当日の試験の出来具合で合否が決まります。

試験の結果だけなら仕組みはとても簡単なんですが、内申もそれなりに重要となってきます。この算定方法が少しわかりにくいです。

まず、中学生の受験に関係のある内申教科9教科あります。

主要5教科は、国語・数学・英語・理科・社会です。残り4教科は、音楽・美術・保健体育・技術家庭となります。

すでに中学1、2年でそれぞれの成績が出ていると思いますが、受験に関係してくるのは3年生の成績です。

10段階で表記されている中学もありますが、受験では5段階の評価をもとに計算します。

例えば、オール1の一番最低が「9」です。オール5の一番最高は「45」です。これらは素内申です。

都立高校の受験では、主要5教科はそのまま算定されますが、残り4教科は2倍で計算されます。

なのでオール1なら「13」、オール5なら「65」となります。この数字が都立高校受験で使われる換算内申となります。

この換算内申とても重要です。

都立高校は、当日の試験の結果と換算内申の割合が2パターンあります。

ひとつめが7:3です。当日の試験の結果を7割、換算内申を3割、とした合計で合否決めるというものです。

もうひとつのパターンが6:4です。このふたつのパターンのどちらかになります。

えっ?どおゆうこと?と初めてこのシステムを目の当たりにした方なら、思わず口から出ちゃうセリフですよね。

わかりにくいし、面倒なんです。

何対何、と聞いても最初はピンとこないと思います。最終的に当日試験結果と、換算内申を1000点に置き換えます。

換算内申だけでもわかりにくいのに、さらに置き換えするんですよ。

満点が1000点だから、7:3の場合、当日の5教科試験の結果を700点、換算内申を300点に置き換えます。

例えば試験の結果が全教科60点だった場合、全部足すと60×5で300点。これを7割に置き換えると420点になります。

そして換算内申です。オール3だった場合、換算内申にすると39となります。これをさらに3割に置き換えると180点となるんです。

ふたつを足します。420点+180点=600点。これが当日の点数になります。

各学校の合格基準がいろいろな資料で公開されています。

当日600点でボーダー、合格率60%、みたいに。

この仕組みを塾に行っている子なら、塾が丁寧に説明してくれます。子どもにも親にも。

今どきの塾って保護者会や面談あるんです。

面倒くさい算定方法覚えなくても大丈夫

算定方法を覚えるのも受験対策のひとつですが、こんな面倒なのを覚えず、塾にも行っていない子どもには、模擬テスト受けさせてください。

東京で代表的な模擬テストが「W合格もぎ」と「Vもぎ」です。

どちらもさほど違いはないようです。

中学3年生になったら、どちらかの模擬テスト最低3回は受けてほしいです。

一度どちらかで申し込んだら、ずっと同じところがいいですよ。

この模擬テスト、塾に行っていない子どもには強い味方です。

まずテストを受けるとき、その時点でわかっている素内申を書いて提出します。

そしてその日に受けたテストの結果をもとに、実際の受験期に置き換えて合否の目安を出してくれます。

例えば、早い時期の6月頃に模擬テストを受けたとします。素内申は中学2年の3学期を書きます。

当日のテストはまだ6月なので出来なくて当然なんです。しかし今までのデータ実績をもとに、6月にこのくらいの実力の子は入試時このくらいだろう、と予想して結果を出してくれます。

そして希望都立高校を何校か書くことができるので、先ほどの面倒な計算すべてやってくれるんです。

この模擬テストのおかげで、塾に行っていなくても最新受験情報ゲットできるんです。

テストの結果から、ここをもう少し勉強したほうがいいとかアドバイスも盛りだくさんです。

しかも会場が実際の高校となりますので、試験当日の予行練習にもなります。

我が家の長女はこの模擬テスト10回以上受けました。本人の希望で。

次女は5回程度。

複数回受ける場合はセット料金ありますよ。

都立高校受験のまとめ

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

換算内申の計算や、置き換え計算で軽いパニック起こしそうになりますよね。

私は長女が中学生になったころから、娘たちを大学に行かせるつもりでいたので、できるだけ出費を抑えたかったのです。

塾に行かせる気は最初からなく、何かあったら中学の担任を頼ろうと思っていました。

しかし中学では受験のことあまり聞けなかったです。

こちらが質問して相談にのってもらう、という感じではなく、先生からどうしたいか聞かれます。

都立どこ受けたいか聞かれ、その都立情報教えてもらう、といった流れで面談しました。

なので塾は偉大だと思いましたね。

他の記事でも書きましたが、長女は模擬テストでずーっと都立合格率80%以上と結果が出てました。でも落ちたんです。

お金の問題で塾を拒否していた私ですが、通わせていたら都立受かっていたかな?とも思います。

お金をかければ結果が伴うのか?と言えば違いますけどね。

それに数ある塾の中で、子どもに合う塾を探すのも至難です。

ただ、事前に準備しておくことは大事です。後悔のない受験生活送ってください。

そして吉報が届きますようにお祈りしています。

ABOUTこの記事をかいた人

あかつき のぞみ
Akatsuki Nozomi
シングルマザー
薬剤師と看護師の娘ふたりのママ
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