こんにちは!暁のぞみです!
長女は東京にある私大薬学部4年生です。
中学生の時に薬剤師になりたいと決意したため、比較的早くから準備できたと思います。
シングルマザーである私が、自立させるために多少導いたとはゆえ、本人の固い決意があったからこそ今があると思います。
ただ、ホントに思うこと。受験、大変でした。
国立大学か私立大学か
我が家は東京在住なので大学選びの際、東京にある大学はほとんど自宅から通学可能圏内。
あと埼玉、神奈川も一部通学できそうでした。
薬学部は学費が高額なので、私大に行くとなると覚悟も必要です。
長女が高校の時ネットで薬学部情報を調べましたが、我が家のように母子家庭なら国立へ行くべき、という意見多く見ました。
本人が行きたいなら勉強して合格を勝ち取れ、みたいな。
ただ東京都内だと国立の薬学部は東大しかないんです。
ふつうは必死に勉強しても、合格射程圏内に入ることは難しいです。
あと、地方国立大学へ行かせて寮やひとり暮らしさせるという選択もあります。
明確に算定していませんが、自宅から私大へ通うのと、地方国立でひとり暮らしすることを比べると、6年間かかる費用はほぼ同じだそうです。
長女が家を出ることを嫌がったのと、国立の情報収集や、現地への交通費を考えて我が家は国立受験を選択肢から外しました。
私大推薦入試か一般入試か
長女は聞くまでもなく、一般入試しか考えていませんでした。
自分がどこまでやれるか挑戦したい、という闘志がメラメラ燃えていました。
長女のようなタイプは、好きなようにやらせてあげようと思いました。
仮に推薦で大学に行っていたら、もっと上を目指せたんじゃないか、と後悔しそうなタイプだからです。
ただ、推薦と言っても薬学部には「併願推薦」を採用している大学もあります。秋の推薦に受かったら、3月まで入学資格押さえられるんです。
これすごくいいです。秋の段階で大学を確保できるので。
高校の担任の先生が教えてくれました。
この併願推薦に受かれば、本番の一般試験は学校を絞って受験することができ、受験校の対策も少なくて済みます。
だたし合格したら指定期間以内に、入学金と前期授業料およそ150万くらいは入金しなくてはならないです。
一般試験で志望校が合格した場合、入学金は戻ってきません。
お金に関して下記の記事で触れていますので、参考にしてください。
推薦と言っても単願と併願があるので、検討してみてもいいですね。
私大薬学部一般入試
1月の後半から入試が始まり、2月10日頃までが一般の入試期間となります。
6年制薬学部は1校に1学部なので、同じ大学で複数の学部を受験することはあまりないと思います。
慶応医学部受験する方が薬学部をすべり止めにするらしい、というのは聞いたことがありますが。
なので行きたい大学の受験日程を確認しておく必要があります。
受験しようと思っていた大学の試験日が重なる場合があるからです。
長女の受験期も2校重なってしまいました。
一般入試だけを受験する場合、ほとんどの受験生がいろいろな大学で顔を合わすことになります。
薬学部は都内でも学校が限られるため、A校もB校もC校もみな受験するのです。
当然ですが倍率が上がります。
頭のいい受験生は全部受かるわけですからこの競争に勝たないといけないんです。
それから大学によって試験日を何日設けているか違います。
例えば一般入試日を1期、2期と分けて、なおかつ1期に3日間入試する大学がありました。
受験料で儲けてるとしかおもえない印象です。
他にも前期と後期に分かれている大学もあれば、1日しかない大学もあります。
前期と後期の分かれている大学は、後期の定員や過去の合格率をチェックしてください。
後期の定員が少ないところ多いですが、定員の人数しか合格していない大学はレベルが高くなっている可能性があるので、受験しないほうがいいです。
受験日を確認しながら、無理のない日程調整してみてください。
薬学部受験まとめ
長女は秋の併願推薦に落ちた学校に入学しました。
秋の段階で受かっていれば、受験した学校を半分くらいに減らせていたし、すべり止め校に入学金払う必要なかったと思います。
それから偏差値的に少し上だった学校の単願推薦を受けていれば、受かった可能性がありました。
一般試験しか考えていなかったので、この選択はあとで思ったことですが。
後悔するほど悔やんではいませんが、いろいろな選択肢があったんです。
推薦か一般かは悩むところですが、ひとつ思うことはみなが言うほど、自分が思っているほど簡単ではなかったことです。
実際の受験はかなりレベルが高かったのではないかと思います。
薬学部は薬剤師免許を取ることが目的なので、まずスタートラインの大学入学をクリアしないと始まりません。
なので学校選びは重要ではないという意見もあります。
ただ受験生にとってみれば夢がありますから母は応援したいです。
この後受験を迎える受験生のみなさん、がんばってください。