シングルマザーが50代になったら考えたい、老後の事

こんにちは!暁のぞみです!

子育て中のシングルマザーは、育児に家事に仕事に大忙しです。ひとりですべてを賄っているので、子どもが大学生になったり、就職したころにやっと一息つけるのではないでしょうか。

大体自分も50代を迎える頃ですかね。子どものための人生が終わり、今後は自分のためにどう生きるかを考えていきたいです。

今後の節約は、自分のための老後資金

子どもに面倒をみてもらう予定でいても、いいでしょう。

ですが自分の若い頃を考えてみてください。やっと社会に出て、人生これからなんですよ。やりたいことも、欲しいものもたくさんあります。まして、母子家庭で育っているなら、節約を強いられてガマンだらけの子供時代です。

自立しているなら立派です。好きにさせてあげましょう。

ならば、子どもたちの負担にならないよう、自分の生活を自分の力で賄える備えをしておきたいです。平均寿命の延びた現代なら、60歳を過ぎても現役でがんばっている方も多いです。

まだまだ働けるんです。ですが自分の意欲とは裏腹に、年を取ると働ける場は減ります。今の仕事を今後ずっと続けていける保証はありません。

子どもを育てながら節約していた頃と同じに、今後も油断せず、さまざまなことを想定しながら生活を守らなくてはなりません。

仕事をしているなら、しばらくは続けるべき

子育てが終わったからといって、安易に仕事をやめてはいけません。40~50代の再就職は想像以上に大変です。それに仕事を辞めたら、全くの無収入になってしまいます。

60歳になるまでは、年金も支給されないんです。節約に奮闘していたなら、蓄えはあるでしょうがそんなものあっという間になくなります。

シミュレーションしてみましょう。我が家は私の手取り月収がボーナスなしで、大体14万円くらいです。以前よりちょっと上がりましたが相変わらず少ないです。

ひとりだけですし、都営住宅に住んでいるので、月10万円で生活費を賄うとします。年間120万円、年金支給が始まるまであと10年。1200万円ですよ。

年金だって月10万円ももらえないのに。働けないならともかく、仕事があるうちはまだまだがんばって働きましょう。

子どもが就職した後は、そんなに稼がなくても大丈夫だと思ったとしても、余った分は貯金できます。ただ、仕事を減らしたいと考えている方もいると思います。フルで働くのって正直疲れます。

体力的なことももちろんですが、自分の生き方を考えて、もう少し趣味など自分の時間に使いたいとも思います。

私の職場でもみなさんいろいろ悩まれてます。ご主人が働いている方は、扶養控除内での勤務に切り替えたり、辞めて好きなことをしている方もいます。

母子家庭の私からしたら、働かない選択ができることはとても羨ましいです。ですが今後もひとりの自由を謳歌していきたいので、羨ましがってはいられません。しばらくは今の生活を維持する予定です。

自分の思い通りにはいかない雇用事情

自分の希望があったとしても、それが通るとは限らないのが現状です。会社に勤務日の縮小を伝えたら、契約を切られることもあります。景気が悪いところに、コロナが発生したため、今後は更に厳しくなると予想されます。

まずは現状維持できるかです。私の職場は総合病院ですが、ニュースでも病院経営が悪化していると連日伝えられています。コロナの影響で外来縮小、健康診断の一時休止、風評被害などが原因です。

飲食店をはじめとするサービス業も、店を開けられない事態となってます。世界規模で経済が悪化しているので仕方ないです。

まず、自分が今までと同じ条件で働けるのか、経過観察中しましょう。そして同時進行で、もし解雇等で職を失った場合の想定です。

失業保険を受け取ることはできますが、想像より少ないと思います。検索すると失業保険を計算してくれるサイトあります。

勤続年数が長いから多い、というわけではなさそうです。 失業して半年くらいならなんとかなるレベルだと思います。

今は自分の働き方を追求した、働き方改革をしている場合ではなさそう。この時代をどう乗り切るかが優先かもしれません。現在の仕事を維持しながら将来に備えることが望ましいと思います。

そして、仕事を失った場合を想定し、どんな仕事なら雇ってもらえるのか調べておくべきです。ちなみに参考までに私はこんな対策をしています。

次の仕事をみつけるのは非常に大変だと考えています。ひとつの求人に希望者が殺到すると思うんです。条件がよければ特に。

そうなると雇用主は若い方を採用すると思うんです。40代、50代はこんな時不利ですね。若者に負けないガッツと経験があると自負していても、採用には至らないのが現状です。

なので私は失業した場合、すぐに再就職は難しいと考え、家の中のいらない物整理、要するに断捨離にカを入れています。

不用品をメルカリなどで売っているんです。いらないものをお金に変えることは、非常に合理的ですがすぐ売れるとは限りません。なので今から少しずつ始めています。

ただ、メルカリは売上金が現金でもらえるわけではなく、メルペイでの支払になるんです。この辺は苦手な方も多いと思いますので、子どもに頼んでみるのもいいですね。

我が家も長女がメルカリ担当です。参考までに、メルカリに登録して半年くらい経ちますが、売り上げは4万円ちょっとです。今現在も多数出品中です。

いずれ離職することを想定し、クレジットカードや賃貸契約の見直しをする

結構ボーっとしていると忘れがちですが、離職すると困る事態がいくつかあります。例えば新しくクレジットカードが作れなくなります。その時の状況によって、誰かに扶養されていたりすれば可能な場合もありますが。

なので現在持っているカード類の確認や、持っていない場合にはひとつくらい作っておくことをおススメします。

勤めていて、毎月収入のある今なら、私のように時給制のパート勤務だって作ることができます。そして年会費がかかっているカードの把握もしておくといいでしょう。

例えば年会費を払っているカードの場合、付加価値が付いているものが多いです。私は海外旅行保険が付いているカードをひとつは確保しています。

もしかしたら今後娘たちと海外に行けるかもしれないからです。行かないなら必要ありませんが、年会費を払っているクレジットカードでないと、ついていないサービスだと思います。

他にも私の場合、電子マネーの支払いで得するなど、付加価値からカード会社を選びました。なので、厳選した1枚の年会費がかかるカードと、他に3枚くらい年間費無料のカードを持っています。

ネットショッピングの時代ですので、今持っているカードは今後ずっと持ち続ける予定でいます。持っていない場合、支払いで困ることも考えられます。

そして現在の住宅についてです。注意したいのは、賃貸で住んでいる方。子どもが独立したからもう少しこじんまりした家賃の安いところに引っ越したい、と考えている方多いと思います。

ですが年齢が高くなり、仕事をやめた場合などは民間の住宅への入居が難しくなります。年金しか収入がなかった場合、かなり強力な保証人を立てないと貸してもらえなくなるからです。

引っ越しを検討するなら、仕事をしていて収入のあるうちに済ませておくことをおススメします。

それから安い公営住宅に住みたくても、収入が高いうちは入居資格に該当しません。それに通常は空きがなく、抽選なので入居までに時間がかかります。

我が家は都営住宅です。 娘たちは就職後独立予定となっています。 今の収入で、扶養家族がいなくなった場合の家賃の確認はすでに済ませました。

今13000円くらい家賃払っていますが、この家賃が最低ラインだそうです。今後収入がゼロになっても、これ以上の減額はないそうです。

ということは、年間15万円以上払うことになります。間取りは3DK65㎡。私が今後検討していきたいと考えてるのが、空き家物件です。地方の空き家は年間1万円など破格で貸し出している物件もあるそうです。

本格的に調べてはいませんが、空き家で放置するより賃料なしでも誰かに住んでもらった方が、家が傷まないことと、税金が安くなるからだそう。条件などもしかしたら厳しいかもしれませんが、今後検討していきたい領域です。

それから子どもが就職する際や、ひとり暮らしを始める際には保証人を立てなければなりません。そのためにもがんばらなくてはならないと思っています。最悪ですが、私の弟が自営業をしているので、私でダメな時は頼もうと考えています。こんな想定もしておいた方がいいです。

老後の事まとめ

私のブログを読んでくれたことのある方は気付いているかもしれませんが、育児するにも節約するにも備えておくことが大事です。

定年してから年金が少ないことを知ったり、家賃が払えないことに気付いても遅いから。想定外のことって常に起こります。予測できることは早めに対応しておきたいです。

そして人任せにせず、自分で確認すること。私の親世代で70~80代女性の方で、手続きをすべてご主人に任せていたため、ご主人が亡くなった後 何もわからない、ということをよく聞きます。

わからないということは損を招く恐れがあります。手続きしそこなったり、申請をしていないともらえるものももらえません。

我が家はずっと母子家庭だったので、手当てをもらったり、助成を受けたりとてもありがたかったです。ですが、手続きや申請に関することはすべて自分からやらないといけません。

自動でやってくれるわけではないんです。しかも毎年すべて現況届などを出します。うっかり忘れていると、その間は損してしまったというわけです。

節約家庭は1円でも損を出したくないので、しっかりチェックしておきます。そして申請したから大丈夫と安心せず、その後もきちんと手続きされているのかチェックします。

意外なんですが役所の担当者や、学校の先生や、銀行での間違いもありえます。 私の経験のひとつですが、学校給食費の手続きを銀行が処理していなかったことがありました。私は数か月間給食費未納者になっていたようです。

大手都市銀行の手違いだったのでビックリしたのを覚えています。給食費はいったん支払い、そのあと市から戻ってくるという仕組みでした。

なので発覚した時、未納額が2~3万円くらいになっていたので、市の担当者から「支払い大丈夫ですか?」」と言われました。暁家はいつでも急な出費に備えているため、問題ありませんでした。

こんなことが起こった経験上確認は必須だったため、いつも何かに追われていて忙しい気がしていました。

日常的に節約し、様々なことを自分で対処しているならば、大事なことは習慣化されていると思います。あとは情報に敏感でいて、あらゆることの想定も引き続き行っていけば、大慌ての老後にはならないでしょう。

今後も油断せず、数年先を見越した生活を続けていきましょう。

暁のぞみでした。

ABOUTこの記事をかいた人

あかつき のぞみ
Akatsuki Nozomi
シングルマザー
薬剤師と看護師の娘ふたりのママ
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