こんにちは!暁のぞみです!
離婚しても、恋愛、再婚と、母子家庭のお母さんは忙しいです。子どもを育てる責任と、自分のしあわせが隣り合わせ。
がんばっているお母さんは、年齢に関係なく輝いています。恋愛してもいいと思います。
ただ、恋愛するにも、再婚するにも、主導権は女性であるあなたが握るべきです。なぜって子どもがいるから。ここが普通の恋愛事情とは、ちょっと違うところです。
母子家庭のお母さんはモテます
私は母子家庭歴18年くらい。離婚したころは、次女が3歳くらいでした。
この頃から、母子家庭は珍しくなかったです。ニュースの特集でも、よく取り上げられていました。そしてモテるって言われていたんですよね。
当時はよくわかりませんでした。子どものいる女性って、敬遠されると思っていたから。
女手ひとつで子どもを育てるんですから、不安もあり毎日いろんなことで葛藤しています。頼れる人がいないことも、わかっています。
自分では気付きにくいですが、ちゃんとこなしているんです。こんなことがモテることにつながります。落ち着きや、貫禄、物事に動じない強さがにじみ出ています。
これを男性が感じ取って、惹きつけられるんだと思います。同じ年頃の独身女性には、こんな魅力ないです。
どこが違うのかを言葉で表現するのは難しいですが、母子家庭のお母さんは子どもを育てるうえで、相手を思いやり、気づかうことは日常なんです。
そんなちょっとしたことが、態度や発言に出ています。だからモテるんです。
しかし、これとは全く反対で、母子家庭=貧乏だから、経済力を欲しがっている、と思っている男性もいます。
自分が王様になりたいタイプで、どちらかというと男尊女卑な人。このタイプには気を付けないといけません。
子どもがいること、母子家庭であることは隠さない
母子家庭のお母さんは、恋愛モード全開の方は少ないです。バツイチ子持ちだと、積極的になりずらいですし。
大抵の場合、相手からアプローチされることが多いです。この相手が、自分の事を子持ちと知っているうえでのアプローチなら、問題ないです。
そうではなく、独身だと思っているなら、本当のことを言うか言わずか、悩むと思います。自分が好意を寄せているひとならばなおさら。
特に告白されたわけではなく、連絡先を聞かれたくらいでは隠すつもりがなくても言いづらいです。
なので恋愛に対して、自分が何を求めているのか考えてみるといいです。子どもがいて、1度結婚に失敗しているならば、次はいい人に出会い、幸せな結婚生活を送りたい、と考えるのは自然なことです。
女性はこう考えていても、男性が同じかというとそうではないことが多いです。普通の独身男性が、普通に結婚しようとした時でも、養うということに重圧を感じてしまうそうです。
なのにいきなり子持ちになる、というのであればビビっちゃってもしかたないです。付き合い始めから将来を見据えている男性は、ほとんどいないのでは?と思います。
そんな意味でも女性側が主導権を握った付き合い方をしたほうが、男性も楽かもしれません。
子どもがいるということも、バツイチだということも引け目に思わないで、堂々としていて欲しいです。これが自分であり、現状なんだと。
もしそのことに関して、不満を見せる男性ならば、たいした男ではありません。 好きだからと、交際を続けても苦しい思いをさせられるでしょう。
自分の子どもと交際相手では、比べる次元が違いますが、大事であって守らなくてはならないのは子どもです。
子どもはかけがえのない存在ですが、交際相手は別れることが可能です。こんな言い方はちょっとひどいですが、本当のことです。
男性と付き合うとき考えて欲しいこと
今の私なら、娘たちも大学生、自分の好きな男性とお付き合いすることも可能です。ですがこの先結婚したいとか、将来どうしたいとか、正直全くありません。
今までたくましく子育てしてきたので、自分の生き方にはそれなりに自信があります。なのでもし、この先もいい人に巡り合わなかったとしても、別に気になりません。
これって今だから言えることです。若かりし頃は、交際相手に悩まされることもたくさんありました。男性とお付き合いするときの、子どもの年齢も重要です。
子どもが小さいということは、お母さんも若いんです。恋のチャンスもたくさんあります。ただ小さい子どもがいると、デートするにも子どもと一緒ということになります。
未就学児を家でお留守番させるわけにはいかないですし、実家にあずけるとしても親に何て言いますか?実家が理解ある親で、交際相手と出かけるたびにあずかってくれたとしても、小さいうちは子どもと過ごしたいです。
恋のチャンスがきても、阻むものがいろいろあって、独身の頃のようなお付き合いはできません。なので子連れ交際は必須です。そして自宅へ交際相手を招くことも多くなります。
これ、子どもが小さいと仕方ないと思います。交際中のふたりだって、バツイチだろうが子どもがいようが、燃え上がっているんだから止められないですよね。
結果的に子どもを巻き込んだお付き合いになるんです。だからこそたとえ交際中でも、子どもが熱を出したりしたときは、彼にNOと言える勇気を持ってほしいです。
こちらが優先で、主導権も私だって態度でいて欲しい。彼の顔色を見ずに決断して欲しい。
子どもを巻き込んだ交際のメリットデメリット
付き合った男性が、運命の人だったらいうことないですよね。ですが現実は、そううまく行かないことも多々あります。
好意を寄せて付き合うのは、普通の交際スタートと同じです。楽しい時です。この時を一緒に過ごした子どもも、彼の事が大好きなはず。たとえ彼が子どもを苦手としていても、あなたに好かれようとがんばってくれます。
子どもにはそんな本音と建前なんてわかりません。時間をかけて、彼があなたの生活を理解し、このまま再婚することも十分考えられます。子どもと過ごしたことが、よいこととなった結果です。
しかし、別れる場合はこうはいかないですね。傷つくのはあなただけではなく、子どももです。
我が家の長女は人見知りが激しいタイプなので、当時付き合っていた彼にやっと慣れて、大好きになっていたところだったんです。私の場合、別れたのではなく、彼が不機嫌になるとわざとうちに来なくなるような人でした。
交際半年たったくらいからこうなりました。 多分ですが自分を優先せず、子どもを優先する私に対しての当てつけのように思います。
こうなると子どもがちょっと騒いだだけで、私のしつけが悪いと文句が始まります。この時の私の言葉が肯定的だと、エスカレートはするものの徐々におさまり、反対に否定的だと「帰る!」と 言ってその後の予定もおかまいなしに帰ってしまう人でした。
付き合い始めて最初の半年は、すごく優しくて楽しい人だったのに。
当時の私は子どものいる自分に合わせてくれて申し訳ない、と思っていたんです。なので彼は私に対して怒ったり文句を言うことはありましたが、私はいつも謝ってばかりいました。
当然ですが、付き合いが長くなるほど彼の文句はエスカレートしていきます。今思うと悔しくて泣けてきますよ。自分らしい付き合いをしていなかったから。
別れるきっかけとなったのは、彼が怒って2週間くらい全くうちに来なかったから。長女が「どうして来ないの?会いたいよ」と言って泣いてしまったんです。
子どもの涙を見て自分も泣いてしまい、目が覚めました。このことがきっかけとなり、以後付き合う彼氏は子どもに会わせていません。長女の涙が心底こたえました。
子どもを優先とした付き合いができないなら別れる
繰り返しになりますが、もう一度言わせて下さい。子どもにとって頼れるのは、お母さんであるあなただけです。子どものいる方はよくわかると思いますが、おばあちゃんじゃダメなんです。
でも彼氏は、別れても次の人できますから。
彼氏ができてふたりで出かけるなら、日にちも場所も時間もこちらに合わせてもらいましょう。これって難しいことではないですよ。小さい子どものいる友人と出かける時、負担にならないよう気を付けてあげますよね。同じことです。
彼が本当にあなたを好きなら、苦痛とは思いません。むしろ率先して気づかってくれるはず。そしてそんな優しい彼氏なら、惜しみなく感謝の気持ちを伝えましょう。
お互いを思いやれる関係を築ける人と出会えれば、最高です。反対にこれができない人もいます。交際が始まったばかりの頃は、彼もがんばるんです。でも、無理してるならいつかボロが出ちゃうでしょう。
恋愛に損得勘定入ったら、うまくいかないです。前出の私の彼氏だった人も、給料をたくさんもらってる方が上だって言ってました。こうなると子どもを気づかうことが損してる、になるんです。
文句も多くなりますし、普段してやってるんだから俺にもこれやれ、みたいな。
今付き合っている彼氏が、こんなタイプだったら要注意です。 私みたいに負の連鎖にはまらないでください。自分には子どもがいる、わかってて付き合ってるんでしょ?って強気でいてください。本当のことだから。
あなたには別れた夫がいたはず。苦労しましたよね、理由は様々でしょうが。自分らしくない、無理を強いられる交際なんて、その先に待ってるのは地獄ですよ。
結婚より離婚の方が何倍も大変だったこと、思い出してみましょう。この先、あなたが手に入れるべきはしあわせです。
母子家庭の恋愛事情まとめ
子どもが大きくなると、親の恋愛を寛大に受け止めてくれなくなります。自分だけのお母さんを取られたような気持になるから。中学生くらいからは注意しないといけません。
どんなに素敵な彼氏だとしても、所詮知らないおじさんなんです。そんな人と引き合わされても嫌だと思います。多感な時期です。時には我慢も必要です。
ですが中学生頃からは、子どもにまつわる様々なことが忙しくなってきます。高校受験があるからです。親も大変なんですよ。
受験や教育に関する記事をいろいろ書いていますので、よかったら読んでください。
私の場合、長女が小学生までは、彼氏がいる時期もありました。ですが気付いたら、それどころじゃなくなっていたんですね。長女と一緒に将来を考えたり、志望校で悩んだり、塾をどうするか話し合ったりしました。
自分の頃とは変わってしまった現在の受験事情に、振り回されっぱなしでした。恋してる場合じゃなかったですね。
長女が一段落すると、次女が控えているんです。しかも女の子はおませで生意気絶好調に突入です。育児も小さい頃とは全然違うため、毎日全力の戦いなんです。
本当に恋愛なんてどうでもよかったです。ふたりが大学に入って彼氏ができたりしたときに、そーいえば恋してないなって気付きます。
でもやっぱり、どうでもいいと思ってます。ひとりでがんばってきたので、ひとりは怖くありません。もしかしたらこの先、いい縁に巡り合えるかもしれないですし。
子どもを育て上げた自信は、とても強いですよ。
暁のぞみでした。