こんにちは!暁のぞみです!
お金に困っている方、多いと思います。実際私もよく相談されます。
自分ではどうしようもない、と思っているかもしれませんが、その生活自分で変えてみましょう。
夫が原因でお金に困っていて、自分は働けない状況にあっても打開できる道はあります。まずは情報収集、そして行動です。
なぜ生活に困っていて、なぜお金がないのか考える
普通なら仕事をし、稼いだお金で生活をまかないます。これができない方、なぜできないのか今一度考えてみましょう。
お金がない!困った!と文句を言っても改善されません。そして私が一番感じるのは、夫に委ねる生活をしていることです。
小さな子どもがいて働けないお母さんは、自分ではどうにもならないと考えていると思います。でも、お金がない理由が夫の借金だったり、浪費癖だった場合には、いつまでたってもその生活は改善されない可能性があります。
多分こんな状況にあるお母さんは、夫に相談したり改善を求めたりしていますよね。それがうまくいっていればお金に悩むことないんです。
夫婦の場合、どちらか一方がお金にだらしなかったら、もう一方は我慢を強いられることになります。
いつもお金のない家庭になってしまい、子どもがいた場合、被害は子どもにまで及びます。
自分が働き手の場合、稼いだお金を片っ端から使われてしまうなんて私なら耐えられません。
なので、原因がわかり、それが夫であって、改善が見込まれないのなら、あなたが動くしかありません。
結婚の義務と権利、法律に関すること
結婚によって発生する義務があります。これ、第何条とかで非常に細かくたくさんもうけられています。
例えば財産のこととか、不動産のこと、扶養すること、不貞のこと、子どものこと、生活のこと、いろいろ。
専門家ではないので詳しく知る必要はなくても、結婚には義務と権利があるんだ、ということを覚えておきましょう。
自分が好きで結婚した人だから仕方ない、とあきらめてしまう必要はないんです。
生活費をくれなかったり、借金で通常の生活が送れないなら、相手は扶養の義務を怠っていることになります。
法律の話を持ち出したのは、権利があるんです、ということを知ってほしかったから。 ちゃんと法律で守られているんです。
これを盾に、家庭裁判所へ行くパターンもありますがおススメしません。なぜなら、お金にだらしない夫なら、家庭裁判所へ行ったところで結局かわらないことが多いから。
なのでこのパターンについては詳しく書くことを控えます。
とりあえずお金がないのなら、お金をもらうか稼ぐか、考えないとなりません。 生活を立て直すためです。
この先の夫婦のあり方を考える
生活を立て直す上で、今後どうするかを考えておく必要があります。夫が生活費をくれない、借金をしている、この問題についてどうするかです。
夫と一緒に立て直すか、自分ひとりで立て直すか。
お金の問題が夫にあるなら、今後夫婦で立て直すのは難しいと思います。そうなった場合、子どものためにあなたが決めていかないとなりません。受け身は終わりです。
ひとりで立て直すなら、すぐ離婚しないといけないと思っている方も多いと思いますが、そんなことはないんです。離婚て本当に時間かかるんですよ。とりあえず落ち着きましょう。
生活の立て直しにはお金がかかりますよね。まずは住んでいる市町村の役所へ相談に行きましょう。ここで解決するとは限りません。
実際市町村によってサポートが違います。ですが生活費に困り、子どもの世話や自分の生活が困難な場合の相談はできると思います。
私の住んでいる役所でも、母子が利用できる利息なしの貸し付けを行っています。今すぐ返す見込みがなくとも、お金がなく困っている方の助けになります。
生活保護の相談もできます。受給できるか否かは状況次第です。そして今後離婚を想定しているのか聞かれると思うので、自分がどうしたいのかをある程度決めておく必要があります。
お金にだらしない夫との立て直しを考えたいと思っても多分無理です
無理です、って言ってしまいましたが、別れずこのままでいきたいと思っている女性って多いと思います。私の知人でもたくさんいました。
夫婦の問題ってどこの家庭でもあると思いますが、生活できない場合は別です。
相手が変わってくれるまで待ちたい、という方もいます。ひとりではやれる自信がないから別れたくないと思っている方もいます。
ただ、打開策が相手次第ではいつ解決できるかは全く見通せません。待つしかないです。
解決できるかもわからないのに、お金の心配をしながら生活するなんて無駄ではないですか?あなたの待ちたい気持ちに子どもも付き合うことになります。
お金がなければその子の今後にも影響します。待っている間に子どもは成長しますし。
私の経験ですが、相手に委ねたり求めたりしても思うような結果は得られません。ですが自分で何とかしようと思ったら、好きにできます。
お金がないから働こう、子どもは保育園に預けよう、って自分で決めることができます。決めた時から解決への道が開けるんです。これに気付いてほしいです。
働いて生活費を稼ぐことができたら、今の生活から抜け出せる大きな一歩となります。
まずは相談に行きましょう
相談先は内容によってかわります。 生活を立て直すことが目的ですので、住む場所を考えます。
今住んでいるところでの立て直しはおススメしません。
大がかりな引っ越しというより、新しく身を固められる場所への移動というほうが正しいですね。
一番手っ取り早いのが、自分の実家です。親が許してくれるなら、すぐ帰ることができます。ですが実家に頼れない方もたくさんいると思います。
頼れるところがあれば、今の状況になってなかったですよね。なので自分で打開する場合を考えていきましょう。
今回のように、生活が困窮していてすぐ何とかしないといけない場合、母子寮がいいと思います。
母子のための住宅です。DVの被害にあっていた方なども住んでいます。
私は住んだことはありませんが、住宅に関して相談に行ったとき、どんなところか話は聞きました。
駆け込み寺なイメージ通り、部屋がひと部屋で狭く、トイレやお風呂は共同だったと思います。
色々困っている母子家庭のための住宅なので、一般的な住宅というより正に寮です。本当に困っている人にはありがたいところです。
ただ、そこら中にあるわけではなく、入居条件など、細かく決められています。自分が入れるか、場所はどこが空いているのか、そこを相談に行きましょう。
とりあえず住んでいる市町村の役所で相談してみて、そこですぐ解決できないならどこへ行けばいいかなど 聞きます。
今住んでいる地域からすごく遠い場合もあります。生活できるようになることが大事なので、場所がどこであろうと、条件に不満があろうと気にしないことです。
現在仕事がなくて、近所に頼れる人がいないのですから、場所にこだわる必要ないです。
子どもが学校に行っていた場合、転校させることになりますが、新しい門出です。前向きにとらえましょう。
落ち着く先が決まったら、生活を安定させステップアップします
母子寮に入れて、生活保護も決まったなら一時的にはひと安心できます。
でも、そこで一生面倒見てもらえるわけではないので、自分の力で生活できるよう努力する必要はあります。
母子寮だと自立を即されるので、相談しながら仕事など考えていけばいいと思います。ただ、今後は子どもを自立させるまで、ひとり親としてがんばっていく覚悟をしてください。
いつも誰かが助けてくれる、って母子の環境に甘んじてしまう方も多いです。家賃はかからないし、生活保護があれば働かなくていいとか。
母子家庭がズルいと言われるゆえんですね。お金のない生活から抜け出せたんですから、次はもっと生活レベルを上げる努力をします。
例えば、母子寮から公営住宅へ引っ越すとか。一番困っていた時に、母子寮に入って救われたんですから他に困っている人が入れるよう、場所を空けてあげましょう。
生活保護ももらわず生活できるよう、収入を増やす努力をしていきましょう。いい仕事ができれば、収入が上がります。
子どもを抱えて働くのは大変です。ですが母子家庭のための支援ってたくさんあるんです。資格を取るために学校へ行ったり、勉強してもいいんです。
私の住んでいるところでは、資格取得のため進学するなら月10万円支援を受けることができました。
もちろん条件は厳しいですが、数年勉強してそれなりの資格を取ったとしたら、今の時給パート生活の2~3 倍くらい収入を増やすことも可能なんです。
学んで資格を取るなら、若いうちがいいです。年齢制限がない学校だとしても、若いほうが有利です。長く働けますから。
あと、高齢になるにつれ勉強がキツクなります。若いつもりでも、脳みそだって年を取るわけですから。
私はこの時期を逃したと、後になって後悔しました。若いと子どもが小さいので、どうしても忙しくなってしまいます。
貴重な30代前半を大事に過ごしてほしいです。母子家庭はいつだって忙しいですから。
生活費に困っている方まとめ
私は総合病院で働いているので、仕事柄いろいろな家庭事情を聞きます。貧乏って遺伝する傾向にあるんです。
親が生活保護だと子どもも生活保護になる確率結構高いですし。その生き方しか知らずに育てば仕方ない気もします。
親に頼れない方の多くは、親にお金がない場合があります。お金に困る生活が日常になっているんです。こんな場合、生活を変えられるとも思っていないんです。
私は母子家庭になって20年近くになりますが、すべては自分の力で打開できると思ってここまで来ました。
だから困っている方にこそ読んでほしいブログ作りを目指しています。まだその域には全然いけていないと日々研究中ですが。
お金がないのが当たり前で仕方ないと思っている方は、違う生活ができることを知ってほしい。そして行動してほしいです。
ここでひとつ以前読んだコラムを紹介させてください。
貧乏な家庭で育った男の子が、高校生になってラーメン屋でバイトを始めました。家族経営のラーメン屋さんで、初めて間近で他の家庭の生活を見たんです。
そのラーメン屋の子ども達が大学に進学するのを見て、奨学金を使って大学に進学する方法を知ったそうです。
違う人生があることを教えてくれたラーメン屋さん。ずいぶん前に読んだコラムですが、胸に突き刺さったのを覚えています。
私のブログも誰かの助けになればいいな、と思いながらこれからも有意義な情報発信をしていきたいです。
どんな小さなことでも、聞きたいことがあったらお問い合わせより質問してください。
少し時間がかかる場合もあるかもしれませんが、お返事させていただきます。
暁のぞみでした。