こんにちは!暁のぞみです!
子どもの教育費はいくらかかるのか?気になるところですよね。
一般的にとても高いイメージはあります。この教育費を親の都合などで切り詰めたりできるのでしょうか?
これ、考え方によりけりだと思います。
なので一概にできる、できないとは言えないんです。なら節約すればいいんじゃないかと思ってしまいますが、教育費はスーパーの買い物とはワケが違います。
今どきの教育事情などを参考に、ちょっと考えてから決めてはいかがでしょうか。
公立の学校に行かせれば学費は抑えられるのか?
インターネット上で公立学校教育費などで検索すると、たくさんの情報を得ることができます。すごく細かく書かれているサイトがあるので、ここでは割愛します。
というのも私の経験上、教育費でこだわるのは公立や私立ではないと思っているからです。
確かに公立学校の教育費は一律です。数字だけ見て私立と比べれば、段違いかもしれません。私立学校は学校によって本当に様々ですし。
ただ我が家のように母子家庭なら、義務教育の学校は公立に行かせることが当然かもしれません。
私自身小学校や中学校で私立受験を考えたことはありません。私のように持病があって時給制のパート勤務なら収入は低く、国や都から母子手当をもらっている立場なんです。
私立学校へ行かせるか、など考えたこともありませんでした。
しかし、教育が最も大事だと考えたうえで、貧乏でも私立に行かせる選択をするということはありです。
ですが一般的には公立か私立かの選択は、義務教育の終わった高校生からになると思います。我が家の長女は私立高校、次女は都立高校へ進学しました。
単純に授業料を比較するなら、都立高校のが断然安かったです。
選べるなら、高校も大学も公立に行かせたかったです。薬学部の長女の大学費用は、6年間約1300万円。国立大学なら約350万円です。
通常私立大学は、文系が一番安く4年間約4~500万円。これが理系になると4年で約6~700万円。理系でも医療系は更に高いです。
学費だけを比較すれば、公立と私立では段違いです。
公立なら安いというだけでは選べない学校事情
長女が薬学部を目指すことになってから大学を調べたところ、東京在住の我が家では公立は東大しかないと知ります。
東大ですよ。がんばれば入れる、というレベルではありません。
しかも薬学部は、どの大学に入ろうが厳しい道のりだということも後で知ります。入学できたとしても、留年率が高いですし学校を去る人も多いです。
これ、大学のレベルとは関係ないみたいです。国立の千葉大学の薬学部も、非常に留年が多いそう。しかも薬剤師になるには6年必要ですが、生徒が希望できるわけではないみたいです。
国立大学は薬剤師よりも研究職を目指す人が多いそうです。
なりたい職業にもよりますが、人気の学部は入ることも大変です。大学偏差値というものが存在しますが、あくまでも参考だと思います。
安いから公立へ行こう、というのはナンセンスかもしれません。
ただ次女は看護志望なのですが、都立高校から都立看護専門学校へ進学するという選択もできました。
大学の看護学部は卒業までの4年間で、800万円以上かかりますが、都立看護専門学校なら卒業までの3年間で、100万円ちょっとだそうです。
我が家から通える学校が3校あったので、私的にはこちらをススメたかったです。学費だけではなく、就職もカリキュラムも申し分ないと思っていました。
専門学校ではなく大学へ行きたいと言ったのは、次女の希望です。こちらも一長一短なので、どちらがいいとは言えません。
ですが都立看護専門学校も、入学に関しては難関です。 公立は学費が安いですから、不景気な今では人気はどんどん上がっています。
何をしたいかは本人の希望、ならどうするかは一緒に考える
私は総合病院勤務なので、娘たちが医療職を目指すのも、身近だったということもあります。子どもは親の職業に、少なからず影響を受けると思います。
といっても、私は薬剤師でも看護師でもありませんが。
上記記事でも触れましたが、子ども自身に決めさせるのは難しいかも。ある程度は親が導くことも必要です。
その子の性格や好きなことから職業へ導いてあげることです。本人がやりたいことに導けるかはわかりませんが、一番理解しているのは親なんです。
理想の職業があっても、それがわが子に向いているか判断できます。本当にその職業を目指すなら、軽い気持ちでは成し激げられないので覚悟が必要です。
みんながみんな、なりたい職業に就けるわけではないからです。
本人が何かになりたいと望んだ時、それを実現させるためにどうすればいいのかはリサーチが必要です。
例えば航空業界のCA(キャビンアテンダント)ですが、非常に人気の職業です。専門学校もあります。ですがこの職業特別な資格はないんです。
専門学校で学んでも資格が取れるわけではなく、実際の採用にどれくらい有利なのかはわかりません。そして日本の航空会社のCAは、倍率が非常に高いです。
なので海外の航空会社へ就職する、という方法もあります。CAに求められるものが、日本と海外では違うのでこちらのが難易度が下がります。
そして海外の航空会社は日本人のCAの需要が高いです。なぜなら利用客に日本人が多いから。では海外の航空会社へ就職するにはどうしたらいいかです。
一番に習得しないとならないのが語学です。英語は基本で、差をつけるならほかの言語を学ぶということ。2年間日本のCAの専門学校で学ぶ授業料と期間を考えてみます。
同じ2年、留学すれば語学力はかなりつきます。がんばればもう1言語習得することも、可能だと思います。
こんな風にほかの可能性は親が一緒に考えてあげたいです。いろいろリサーチして、子どもと話し合ってみるといいです。
私なら少しでも可能性の高い海外航空会社をススメます。もし不採用となった場合、専門学校だと他の職種選びが大変そうだからです。
語学留学なら、語学力を活かした職業に変えることが比較的簡単だからです。あと、他の言語を学ぶとしたら中国語かスペイン語を選びます。英語の次に世界で通用する言語だからです。
今回コロナでCAの新規採用がなくなりました。がんばって勉強し、目指してきた子たちの気持ちを考えると胸が痛いです。常に先を見越した選択をすべきと思ってきましたが、コロナは想定外でした。
なりたいを実現させるには多少なりともお金はかかる
どんな職業を選ぼうとも、それを実現させるために勉強することは必須です。これは進学先でも同じことが言えます。
例えば、公立の中高一貫校に進学を希望する場合、公立小学校で勉強しただけでは足りないそうです。中高一貫校の受験対策をする必要があります。
一般的には、小学4年生から対策をしている塾に通うそうです。これ、長女が6年生の時に知りました。
学校教育だけでは不十分と知って、かなり衝撃を受けました。普通に勉強しているだけではダメなんです。
まあ、仮にですがネットで情報を集めまくって、対策というものを全部やってみることができれば自分の力だけで大丈夫なのかもしれません。大変そうですが。
なので塾の費用を節約したいからと思っても、もしかしたら対策不足が起こるかもしれません。
通常人気の学部や職業は競争率が高いです。この競争に勝とうと思ったら、やれること全てやりたいです。そのうえでの選択です。
注意しないとならないのが、塾へ行ったから合格が約束されるわけではありません。
ですがお金をかけずに自分でやろうとすると当然ですが時間がかかります。塾などにお金を払うメリットとしては、これを省略できる点です。
自分でやって遠回りした時間を効率のいい勉強時間に変えられるなら、対価を払う価値があるというわけです。
どちらを選択すべきかは考え方にもよるため、どちらがいいとは言えません。
わが娘たちはやれること全てやりたい!と私に訴えてきました。ふたりが後悔しなくて済むよう、協力した形です。
教育費の節約まとめ
我が家は節約しない選択をしました。長女が私立高校へ進学することになったことも、ふたりが医療大学の受験に勝つために塾へ行ったことも、 私としては必要だったと思っています。
ほとんど結果論ですが。教育費は本当に悩みます。高校受験、大学受験を経験して思うことは、流れに任せて何とかなるわけではないということ。
下準備、情報収集がとても大事です。そしてこれらは素人には限界があるということ。過ぎ去った時間は取り戻すことができないですから。
子どもが何かをしたいと目指すものがあるならば、出費は覚悟で応援する選択をしたいと思います。
そもそもなぜここまでするのかというと、親が子どもに求めるものが自立だからです。子どもがひとりで食べていけるよう育てることが目的です。
我が家は母子家庭ですから、子どもを自立させた後は自分の生活を考えて行かないとなりません。そんな中「仕事辞めちゃった」とか言って帰ってこられても養えないからです。
生活力をつけてもらう必要があります。大学進学をススメたのもこのせい。この後計画通りに物事が進むとは限りませんが、親としてできることはそれなりにやれたと思います。
もし国家試験に合格せず、医療人になれなかったとしても、大卒なんです。そこからほかの道も開けると思っています。
これはプランBですね。 補欠プランがあった方が、ないより安心できるからです。
ですが勉強が苦手な子もいます。大学に行かせることが最良というわけではなく、ほかの道だってあります。
私が考えていたのが手に職を付ける職人です。これもその子にあった職種を選ぶのは難しいですが、なりたいものを本人が見つけられたら最強です。
親は子どもが小さいころから、それなりに見極めておくことが大事です。