こんにちは!暁のぞみです!
我が家は母子家庭。
娘ふたりいますが、下の子が3歳くらいの時に離婚しています。以後、どんな時も3人で乗り越えてきました。
たくさんの大変なことを、その時できる精一杯の対応で解決してきました。
私は総合病院で働いている仕事柄、様々な施設の方とお会いする機会があります。そこで育児に悩んでいるお母さんがたくさんいることを知り、今回は育児をテーマに私なりの簡単な解決法をお伝えしたいと思います。
5分くらいで読めるよう、まとめましたので、是非最後までお付き合いください。
子どもがぐずったり反抗するのは大抵が寂しさの現れ
赤ちゃんて、忙しい時に限ってぐずったりしませんか?
多分お母さんの緊張を肌で感じているのかな。約10ヶ月お腹の中で過ごしている赤ちゃんは、お母さんの体内の音を聞いています。心音とか、血液が流れる音。
なので赤ちゃん期はこれに似た音を聞くと、泣き止むそうです。コンビニの袋をこすり合わせた音など。
音に敏感だから、お母さんの心音がいつもと違うと怖くなって泣いてしまうのかもしれません。
そして3~4歳ころの子どもも、まだ自分の言いたいことをちゃんと伝えられなくて、要求が聞いてもらえず 駄々をこねるのかも。
思春期も同じ気がします。でも、子ども自身がかまってもらいたいとは自覚していません。モヤモヤがどこから来るのかわからないんだと思います。
大抵は寂しさから来ていると思いますよ。
子どもの困ったにはハグが有効、スキンシップがカギです
泣き止まない子どもを毎日世話しているお母さん。泣きたいのはお母さんの方だったりします。
こんな時は何も言わずに、子どもを抱きしめてあげてください。それだけ。
ハグは子どもだけではなく、イライラしていたお母さんにも効きます。忙しくても、手を止めてハグしてみてください。
小さい頃からハグが習慣化されていると、大学生になってもハグします。ですが大きくなってくると、嫌がる場合もあるので、その時は加減します。
あと我が家は男の子がいないのでわかりませんが、ハグは嫌がりそうですね。
ただ、スキンシップはいつでも有効だと思うんです。思春期の子どもが泣いていたり、イライラしていたら、腕や背中をさすってあげます。
となりでピッタリ寄り添うのもいいです。解決してあげようとしなくても、いいんです。
本人がしゃべりたかったら聞いてあげます。親として何があったのか、非常に気になりますが、様子をみましょう。
こちらから与えるのは、安心感。
親になると、つい自分のことでいっぱいになってしまう
子どもの気持ちを置き去りにして「ママは忙しいから!」とか言ってしまうときあります。甘えたい子どもに我慢させたり。
大人だって寂しい時、つらい時、泣きたい時ありますよね。子どもはもっと寂しいと思います。
兄弟がいると、いつもかまわれて抱っこされてるのって一番下の子ばかり。知らず知らずのうちに、上の子は我慢を強いられているんです。
忙しい日常では気付きにくいことです。下の子が寝ている時は、上の子は膝の上にのせて一緒に過ごします。
多分今日も、いっぱい我慢していたから。
子どもとスキンシップしながらできること、たくさんあります。 テレビ見たり、スマホ見たり、うたた寝したり。
こんなことは親が気付いてやってあげないと、ついおざなりになってしまうことです。
一番恐ろしい反抗期は中学から高校にかけて
成長と共に、育児は難しくなっていきます。反抗的な態度をとり、口をきかなくなったりします。
こんなことはふつうのことで、順調に成長している証拠なんです。確かに親も気分悪くなりますけどね。
我が家の場合ですが、中学校に入ったあたりからじわりじわり反抗期やってきました。中二頃が一番難しかったように思います。
その後中三になると高校受験があるせいか、反抗期は一時お休みのようになりました。そしてまた、高校で始まります。
高校では数か月サイクルで反抗期がやってくるような感じです。仲良しの時と、けんか腰の時の差が激しかったですね。
中学から高校にかけての反抗期は結構凄まじいです。
可愛かった子どもの口から、信じられないような言葉が飛び出してきます。正直反抗期だからしょうがない、なんて余裕は消えます。
反抗期絶好調の娘にどう接したか
小学校の時の長女の担任の先生が、こんなことを言っていました。これから女の子は、初潮を迎えることからホルモンバランスが崩れ、反抗がどんどんひどくなる。
よーするに、更年期の反対の時期。これからが大変ですよ、とアドバイスされました。
なので自分はどう対応するか考えてみたんです。その時出した結論が「何があってもとことん付き合う」というものです。
放っておくことがいい時もありますが、ずっとハグしてきた関係を続けていきたいから、絶対あきらめないと誓いました。
子どもにとってはウザかったでしょうね。でも母子家庭だったので、私が横を向いたら他に子どもをサポートしてくれる人はいない、と思ったからです。
放っておいたら取り返しのつかないことになりそうで、怖かったです。今思えば少しやり過ぎたところもあったかもしれません。
問題が起こるたび、とことん話し合うをやってきました。話し合ったうえで、今後どうしたいかとか、いつまでに結論出すかなど決めてきました。
「放っておいて」と言われたら、「親として絶対に放っておけない」といつも言っていました。多分、こんなところがウザかったと思います。
ですが私の子育て持論として、知らん顔できるのは他人だけ、自分の子どもは違うと思います。子どもにも散々言ってきたことです。
でも高校生くらいになると、嫌なこと全部親のせい、とか言われます。一生懸命勉強してきても、「やりたいことじゃない!」と何度も言われました。
なので「じゃ、やめていいよ、自分の人生なんだから本気でやめたいならやめなよ」って返してました。その代わり、ママを頼らず、自分で生活力付けろって言いました。
子どもの言い分を否定せず、自立することの責任を教えたかったのです。反抗期にこんなこと言われたら腹も立ちますね。
後は、未成年だからママには扶養義務がある、みたいなことも言ってました。
大学生になった現在の状況
長女は23歳、次女は21歳です。
高校生の時のような反抗期はなくなりました。それに成人した大人なら、親に怒られるなんて嫌でしょうね。
プライドを傷つけると思うので、私もちょっと気を付けています。ですが機嫌の悪い日なんて大人になってもあるので、たまにケンカになります。
あと、大学生は学生生活と勉強(理系は本当に大変です)とバイトと遊び、忙しいです。なので家では寝るだけなので、自分の部屋を全然片付けないということが起こります。
ここが親である私の叱るポイントですが、この辺は割と甘いです。結局やらないことも多いですが、自分の部屋は好きにさせてます。
我が家は2LDKなので娘たちは同じ部屋です。姉妹のケンカも定期的にあります。
育児の悩みまとめ
子どもは成長するので、その成長に悩まされることも多々あると思いますが、いつかおさまります。
今では一緒に飲みに行くことも、カフェに行くことも多いです。年に2回夏と冬に、暁家暑気払いと暁家忘年会をしています。
よく同僚に言われますが、我が家はそれなりに仲がいいと思います。ハグも今でもします。
悩み事を相談したりもします。親子関係を密にしたい、とずっと思ってきたので、幼少期はそのための準備だと思っていました。
いきなり密にしようと思っても、それは難しいからです。
まだ、子育ては終わっていません。自立させるまでが、私の役目だと思うので。
子育てにマニュアルはありません。手探りで皆必死だと思います。答えが出るのは相当先になると思いますが、いつもそばで見守っている存在でありたいです。
そしてなんでも話せる関係を、小さい時から作っていけることが理想です。
子どものタイプにもよると思いますので、がんばって子育てしていきましょう。 暁のぞみでした。